ゆらいむの心

他人を否定したり、茶化したり、口出ししてくる人ほど、自分の人生に迷いが生じている証である。自信がない証である。相手より優位に立つことを考えている人間である証である。そう考えると、心ない否定をしてくる人の言うことは聞く意味がないと判断される。

私には、あらゆる心理的欲求がありませんでした。自分の欲求を出せば、不快を感じる人がいる。社会では、人と人が欲求をぶつけあっている。だったら私は、自分の欲求を抑える。社会には出たくないし、できるだけ人と関わりたくない。

「誰かに嫌われる」ことを、気にする人と気にしない人がいます。それは生まれつきの気質によって決まるものであって、変えることはできません。また、気にする人が無理やり気にならないように自分を騙そうとすると、「スキゾイド」になってしまう可能性があります。

スキゾイドとは、一貫して孤立を好む、賞賛や批判に無関心、社会に対して興味がない、などの特徴を持っています。完璧主義者はこのような「スキゾイドパーソナリティ障害」になっている可能性が高いです。

一人ぼっちだと、孤独感に襲われたり、他者から白い目で見られたり、恥ずかしかったり・・多くの人は「ぼっち」は避けようとします。しかしスキゾイドの場合、「ぼっち」になることを避けようとせず、むしろ自ら「ぼっち」になろうとします。

他人に興味がない人は「自分に自信がある」ため、その他大勢の人間がどのように生きているか、どのようなことをしているかということに興味がありません。そして、「自分に自信があり、心に余裕がある」ため、他人に優しくすることができます。それが本当の優しさかどうか。

スキゾイドの特徴として、「平坦な感情」というものがあります。多くのことに無感情、もしくは心の内に感情があっても表面には出てこない。そんな人は「スキゾイド」かもしれません。なぜ感情がないのでしょうか？

スキゾイドである最大の理由は「感情の不足」にあります。あらゆる感情が乏しいため、多くのことに無気力・無感情・無関心になってしまいます。つまり、スキゾイドを治すということは、感情を戻すということになります。

スキゾイドは基本的に他者に迷惑をかけることはありません。他者が不快になることが、自分にとっての苦しみとなるからです。この記事では、スキゾイドが他者に迷惑をかけることはあるのかどうかを考察しています。