はじめまして、ゆらいむです。
今回は「ぼっち」について、解説します。
「ぼっち」を自ら好む・・そんなあなたはスキゾイドパーソナリティ障害かもしれません。
1.スキゾイドとは?
私は自称スキゾイドです。
スキゾイドとは、スキゾイドパーソナリティ障害のことで、以下のような特徴を持っています。
・一貫して孤立を好む
・超然とした態度、平坦な感情
・賞賛や批判に無関心
スキゾイドの特徴についてもっと詳しく知りたい方は、以下を参考にしてください。
スキゾイドとは?スキゾイドな自分の思考や行動の具体例を紹介!
2.いわゆる「ぼっち」とスキゾイドの「ぼっち」の違いについて
「ぼっち」は嫌?
「ぼっち」とは一人ぼっちのことです。
一人ぼっちだと、孤独感に襲われたり、他者から白い目で見られたり、恥ずかしかったり・・
多くの人は「ぼっち」は避けようとします。
そのために、時には自分を曲げて他者に合わせなければいけない時や、いじめに加担しなくてはならない時もあるかもしれません。
これが一般的な「ぼっち」の概念。
しかしスキゾイドの場合、「ぼっち」になることを避けようとせず、むしろ自ら「ぼっち」になろうとします。
「ぼっち」が好き。
3.ぼっちを好むスキゾイド
「ぼっち」を好むスキゾイドの特徴について、解説するよ!
1.一時的にではなく、永続的にぼっちを好む
誰しもが一人になりたい時はあります。自分の心を整理したい時や、人間関係に疲れた時などです。
ですがスキゾイドの場合、一時的に一人になりたいのではなく、ずっと一人がいいと思っています。
その最大の理由は、スキゾイドの「感情が乏しい」という特徴にあります。
スキゾイドはもともと、自分や他者の感情に敏感に反応するという気質(HSP気質)を持っていますが、その分、人間関係でとても疲れやすいです。
それでも社会で生きるために、あらゆる自分の感情に蓋をして、あらゆる他者の感情に無を貫くように自分を騙し続けます。
その結果、感情が生まれにくくなり、感情が乏しい「スキゾイド」という人間が完成します。
そんなスキゾイドは、「孤独感」という感情もほとんどもたないため、積極的に人間関係を持ちたいと思わず、一人でいることが一番居心地が良いと感じるようになります。
孤独感 < 一人の気楽さ
2.集団の場であっても、ぼっちを好む
学校や会社、社会など、生きていると仕方なく集団行動を強いられる場面が多々あります。
いくら一人であることが好きであっても、周りに人がいる中で「ぼっち」を決めこむのは、少し難易度が高くなるかもしれません。
それは「孤独感」のほかに「恥ずかしさ」や「劣等感」などの感情も関わってくるからです。
しかしスキゾイドの場合、それらの感情も「乏しい」ため、躊躇なくぼっちを決め込みます。
3.ぼっちでいることに自分らしさを感じる
感情が乏しいことで、人前で超然とした態度を取ることが出来たり、批判や賞賛に無関心であったり、ぼっちであることに動じなかったり・・・
そんな「他とは違う自分」に対して、自分らしさというアイデンティティをスキゾイドは感じています。
スキゾイドの特徴を持つ人は社会全体で見るとレアなケースのため、自分らしさを強く感じることが出来ます。
自分らしさを強く持っている人間は、「自信」と「芯の強さ」を持っているため、より超然とした態度を取ることが出来ます。
スキゾイドにとって、「ぼっち」であることは自分らしさの1つになっているよ!
4.ぼっちを好むスキゾイドは「正しい」のか?
スキゾイドが「ぼっち」でいる時、他者から見ると近寄りがたいオーラを放っていることがあります。
それは時には、自分は「放っておいてもらってぜんぜん大丈夫です。」と思っていても、その場の空気を知らず知らずのうちに壊しているようなこともあります。
そのため、周りに人がいるような場面では、そのようなオーラは隠すようにする方が良いのではないかと思います。