はじめまして、ゆらいむです。
今回は、「自分の欲求」について考察します。
自分は何がしたいんだろう・・・
1.スキゾイドとは?
私は自称スキゾイドです。
スキゾイドとは、スキゾイドパーソナリティ障害のことで、以下のような特徴を持っています。
・一貫して孤立を好む
・超然とした態度、平坦な感情
・賞賛や批判に無関心
・社会に対して興味がない
スキゾイドについて詳しく知りたい方は、以下を参考にしてください。
スキゾイドとは?スキゾイドな自分の思考や行動の具体例を紹介!
2.欲求について
欲求って何?
欲求には、生理的欲求と心理的欲求があります。
生理的欲求には、睡眠欲、食欲、排泄欲の3種類があります。
心理的欲求には、たくさんの種類があります。誰かに認められたいという承認欲求や、自分以外の誰かと関わりたいという社会的欲求などが、心理的欲求になります。
生きていくために当然のように食べることは生理的欲求ですが、「美味しいものを食べたい!」と思うことは心理的欲求になります。
一般的に欲求というと、この心理的欲求のことを指します。
欲求は「欲望」といわれることもあり、あまり良いイメージを持たれないこともあります。ですが、欲求は人間のあらゆる行動の原動力となり、生きがいともなります。
大切なのは、欲求に飲まれて自分を見失わないこと。欲に目がくらんで、ほかの大切なものをなくしてしまわないこと。ほどほどの欲求は、むしろハリのある生活をするうえで必要なものになります。
心理的欲求の種類について、もっと詳しく知りたい方は以下の記事をご参考ください。
3.心理的欲求がないスキゾイド
1.自分の心理的欲求について考える
私は「心理的欲求」という言葉に出会った大学生のころ、自分の心理的欲求について考えました。
・部活のバスケの試合に勝ちたいと思わない。
・良い大学に行きたいと思わない。
・他者に関わりたいと思わない。
・異性と親密になりたいと思わない。
・有名になりたいと思わない。
・集団に属したいと思わない。
・お金持ちになりたいと思わない。
私には、あらゆる心理的欲求がありませんでした。
2.なぜ心理的欲求がないのか?
なぜ心理的欲求がないのか、考えました。
考えた結果、一番の原因は「生まれ持った性格」にあるという結論になりました。
私は生まれつき、自分の以外の人間にとても注意していました。今になって思えば、他者の心の変化を察知して気づくことは、自分の気質だったんだと感じます。
そしてたいてい、自分のしたいことややりたいことというのは、ほかの誰かが必ず苦しむことになります。
例えば、私が勉強や部活でいい成績を出せば、喜ぶ人もいますが、同時に嫉妬や劣等感を感じる人もいます。
もちろん、全員が幸せになる方法なんてないのかもしれませんが、1人でもそういう負の感情を感じている人を見ると、なぜか私はとてもしんどくなります。
そして、自分の欲求ばかりを優先して、他者のことを全く考えない人も、世の中にはたくさんいます。
自分の欲求を出せば、不快を感じる人がいる。社会では、人と人が欲求をぶつけあっている。
だったら私は、自分の欲求を抑える。社会には出たくないし、できるだけ人と関わりたくない。
社会に出ないと生きていけないのなら、スキゾイドになるしかない。
3.スキゾイドが心理的欲求よりも優先したいこと
私には自分の心理的欲求よりも優先したいことがあります。
それは、私の近くにいる人が不快にならないことです。
なぜなら、私の近くにいる人が不快になると、なぜか私自身もとてもしんどくなってしまうからです。
だから、自分の心理的欲求よりも空気を読んで合わせることを優先します。
最近はこれが自分の心理的欲求なんだと思い始めています。
私を頼ってくれた人必要としてくれた人、その人だけは不快になってほしくない。その人が快になったとき、それが私の生きがいだと感じます。
一般的な心理的欲求ではないですが、これが生きがいになりつつあります。