子供の心理学~子供の「心」はどのように育つのか~

子育て

はじめまして、ゆらいむです。

今回は「子供の心の育て方」ついて、できるだけわかりやすくまとめていきたいと思います。

きち
きち

よろしく。

1.はじめに

この記事では、アメリカの発達心理学者、エリクソンさん(1902~1994)による、心理学的観点をもとに、まとめていきます。

エリクソンさんは、子供の心の育ち方を年齢ごとに分割し、それぞれの段階で、人間には心理的課題があるとしています。

親の態度や行動、接し方は、子供の発達において大きな影響を与えるため、しっかり覚えておきたいところです。

ゆらいむ
ゆらいむ

私は、これをベースにして子育てしていきたいと考えています。

2.子供の年齢別の心の育て方

①乳児期(0歳~2歳)

世界を信じることが出来るかどうかを判断する時期。この時期に親にしっかりと不安や不快を取り除かれると、この先に出会うものに対して、信じることが出来るようになります。

きち
きち

あれも怖い、これも怖い

【親が子供にしていきたい具体的行動例】
最大限にかまう。
・泣いていたら泣き止むまで向き合う。

・話しかける。

まずはこの場所が安心できると思ってもらうことが大切です。子供に関心と愛情があることを、しっかり行動と態度で分かりやすく伝えること。

ゆらいむ
ゆらいむ

親への信頼→この世界への信頼につながる。

②幼児前期(2歳~4歳)

自分は自分で良いのかどうかを判断する時期。食事や排せつ、着替えなどが自分でできるか、不安と自律性がまじえる時期です。失敗しても自分が受け入れられることで、自律性が育まれていきます。

きち
きち

自分でできるかな・・

【親が子供にしていきたい具体的行動例】
・最大限に甘えさせる。
・体を動かさせる。
・気質を見極める。

子供が自分自身で試したり真似したり自立が促されていきます。危険なことにはSTOPをかける必要がありますが、ちょっとした失敗については優しく甘々で受け入れていって良い。

また、生まれつきの気質についても見極めていきたいところ。
生まれつきの気質とは?

ゆらいむ
ゆらいむ

まだまだ不安。手を緩めずにしっかり甘えさせてOK。

③幼児後期(4歳~5歳)

行動を行って良いのかどうかを判断する時期。様々なことに興味を示しながらも、それをしたいという思いと、それをすれば注意されるという思いを抱き、分かるようになります。

きち
きち

これはしてもいいのかな・・・

【親が子供にしていきたい具体的行動例】
・会話を増やしていく。
・興味や関心について否定しない。
・危険なものにはSTOPをかける。理由を説明して
分かってもらう。

興味関心好奇心がどんどん膨らんでいく時期。なるべく好奇心の芽は摘まないようにしていきたいが、危険にも好奇心旺盛なため、しっかりと見守っていきたいところ。

ゆらいむ
ゆらいむ

いっぱい会話していこ。

④児童期(5歳~12歳)

社会や集団の中で自己成就できるかどうかを判断する時期。学業やスポーツ活動において、自分は劣っているという劣等感と、努力することで自分はできるという有能感がまじえる時期です。この時期に頑張ることで自信をつけることができます。

きち
きち

自分もできる!

【親が子供にしていきたい具体的行動例】
・できたことには褒める。できなかったところは指摘する。
・挑戦をしっかり見守る。出しゃばりすぎない。
・失敗しても大丈夫!という楽観的思考で接する。

学校という集団行動の中で、周りとの比較を余儀なくされる。周りとの比較は悪いことばかりではなく、周りと比べて自分は何ができて何ができないのかを知る判断材料になる。

ゆらいむ
ゆらいむ

心の浮き沈みを体感していく時期。ゆっくり見守っていく。

⑤青年期(13歳~19歳)

自分は何者なのかを判断する時期。思春期とも呼ばれるこの時期は、「自分は何者なのか?」という問いに対して悩み、試行錯誤する時期です。その中で自己を確立し(アイデンティティの形成)、自分を受け入れていくことになります。

きち
きち

自分ってなんなんだろ・・・・?

【親が子供にしていきたい具体的行動例】
・できるだけ対等に接する。
・反抗されても諦めない。接し続ける姿勢が伝わる。

子供が自分自身について見つめる期間。この期間では情緒不安定になることが多く、性格や考え方がコロコロと変わることも多い。あきらめずに向き合い続ける子ことが大切。

ゆらいむ
ゆらいむ

諦めずに見守る。

3.まとめ

乳幼児期には、しっかりと甘えさせることが大切です。特に子供が泣いている時は、早急に解決に取り組みたいところです。

乳幼児期の信頼獲得の有無によって、子供自身の生きやすさも変わってくると思うのです。

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