はじめまして。ゆらいむです。
今回は「HSPが人が怖い理由」について解説します。
HSPの人は、人間関係で生きづらさを感じてしまいます。
1.HSPが怖いと感じること
HSPの人はこんなことを怖いと感じます。
HSPとは、他者の心を敏感に感じ取ってしまう性格を、生まれつき持つ人のことです。
HSPの人は・・・
「人と親密な関係を持つこと」
「怒りに満ちた攻撃を受けること」
「人に見捨てられること」
「自分をさらけ出して拒絶されること」
「自分がコントロールを失ってしまうこと」
「相手に飲み込まれること」
「責任や契約で縛られること」
「些細なことで相手を嫌いになってしまうこと」
「相手を攻撃して破壊すること」
このようなことが怖く、他者と人間関係を築きにくいことが多いです。なぜでしょうか?
2.HSPが人が怖い理由
人が怖いと感じてしまう理由を解説するよ!
1.脳の働きがそもそも違う
人間の脳には、ミラーニューロンという神経細胞があります。
ミラーニューロンは、他人の行動や感情を、自分のことのように感じる共感能力を表しています。
➀自分が行動するときと、②他人が行動するのを見ているとき、の両方でこのミラーニューロンが活動を起こすことが分かっています。
そして、HSPは、HSPでない人に比べてこのミラーニューロンの動きが活発であることも分かっています。
そのため、HSPの人は他者に敏感になってしまい、人が怖いと感じてしまうのですね。
2.他者を攻撃する人との経験
心無い言葉を発する攻撃的な人、思いやりがない人、相手を支配しようとする人、相手を傷つけようとする人、
そのような人に嫌な思いをさせられた、もしくはそのような人を見た、そんな経験が積み重なったHSPは人間不信になり、人が怖くて信じられなくなっていきます。
HSPは他者に敏感な分、このような経験もトラウマとして強く心に残りやすい傾向があります。
3.人が怖い自分とどう向き合うべきか?
人が怖くて生きづらいのはどうしたらいいんだろう?
平気で人を傷つける人間というのは、少なからずこの世界に存在します。
「人が怖い」というのは、ある意味で自分を守るために必要なことです。
しかし、あなた以外にも同じように悩んでいる人はたくさんいます。優しい人だっています。助けてくれる人もいます。
「信じてもいいかも」って思える人は絶対に存在しますし、巡り合えるようになっています。
そういう人を見つけて、大切にして、自分の本音をさらけだすことが出来る場所があれば、「人が怖い」ことは変わらなくても、「生きづらさ」は解消することが出来るはずです。
まずは、「自分は共感力が高い人間だ」ということを自覚するところから始めてみましょう。