引きこもりの心理~現代社会における引きこもりは問題ない~

思考

はじめまして。ゆらいむです。

今回は「ひきこもり」について解説します。

ゆらいむ
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「引きこもり」の実態は多彩だよ!

1.引きこもりとは

日本厚生労働省の定義では、引きこもりは仕事や学校に行けずに家にこもる期間が6か月以上続いた状態のことをいいます。

社会的に問題があるとされていた引きこもりですが、現在の社会では大きな問題はないように思います。

2.ひきこもりになりやすい人

ひきこもりになる人は

「自分を傷つけられたくない」

「他人を傷つけたくない」

という心理を持っています。いわゆる自己防衛の一種です。

このような人は、人の感情を敏感に感じ取る心優しい人が多く、人一倍他人を気遣うあまり、心が疲れてしまうのです。

人間として好かれやすい人が、ひきこもりになりやすいと言えます。

3.現代の引きこもり=孤独ではない

「人は一人では生きられない」

果たして本当にそうでしょうか?

人は何かしら他者と関わっていなければ生きていけません。

そのため、独りでは生きていけないし、独りでふさぎ込む「ひきこもり」はよくないものとされます。

そもそも引きこもりが問題となったのは、引きこもりが「孤独」による「自殺」を選択しやすいと考えられたからでしょう。

しかし、インターネットの発達により以前までの「ひきこもり」の定義は変わってきました。

独りで引きこもっていても、インターネットにより他者とコミュニケーションをとることが出来るし、インターネットでお金を稼ぐことだってできます。

「現代の引きこもり」は以前までのような「孤独」の意味をもっておらず、以前までのような問題性を持ってはいません。

4.人間関係の希薄化

人間関係というものは煩わしいものです。

他者は自分の思い通りに動くものではないし、意見も考え方も違うから喧嘩にもなるし、嫌な思いもするし苦しい・・

昔は今ほど便利ではなかったため、嫌でも人間関係というものは築いておく必要がありました。そのため人間関係を円滑にする知恵はとても大切なものでした。

しかし、現代は好きなものが好きな時に食べられるし、分からないことはすぐに調べることができます。

インターネットの発達というものは、これまでの歴史や人生観をひっくり返すような出来事になっています。

特に若い世代は、この特色を色濃く受け取っているため、若者を中心として「人間関係の希薄化」は進んでいます。

5.オンラインゲームの社会化

近年では、インターネットを使用したオンラインゲームがポピュラーなものになってきました。

多くのゲームで賞金を懸けたイベントが行われ、いまやゲームは社会的なものとなりました。

昔は「ゲーム=悪」と思われていましたが、社会の後押しを受けて、プロゲーマーやユーチューバーなど、ゲームを職業とするような人たちも増えてきました。

ゲームはインターネットの発達のおかげで、「引きこもりの相棒」から、社会的に認められたコミュニケーションツールとなりました。

6.まとめ

・ゲームばかりしている
・パソコンばかりしている
・人と関係を持とうとしない
・家が好き

現代の社会では、昔よりもこのような人が多く、社会的にも認められてきています。

インターネットの発達と、自由で不便のない生活、豊かになった社会。

このような場では、無理をしてコミュニケーションを取らずとも生きていけるため、引きこもりに近い人間が増えるのは必然的であり、社会的に問題もないのではないでしょうか?


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