楽をしたい心理とその理由について

感情

はじめまして。ゆらいむです。

今回は「楽をしたい心理」について解説します。

ゆらいむ
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なぜ楽をしたいと思うのでしょうか?

1.なぜ楽をしたいと思うのか

「学校に行きたくない」
「会社に行きたくない」
「しんどいからやめたい」
「つい逃げ出すための理由を探してしまう」

人間は歳を重ねるほど、ラクを求めてしまいます。

それは苦しい思いを経験したことにより、「もうあんな思いはしたくない」と思ってしまうからです。

人間の脳は、過去の経験から予測して思考を行います。そのため、「ラクをしたい」と思うことは、ある意味当然のことだと言えます。

事実、より便利でラクなものが次々に開発され、生活はどんどんラクになっていっています。多くの人々がラクを求めているからです。

2.大人になるほどラクを求める

ゆらいむ
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年を重ねるほど、人は楽を求めてしまいます。

子供の頃を思い出してみて下さい。

走れるように頑張ったり、自転車に乗れるように努力したり、漢字が書けるように練習したりしていたのではないでしょうか?

でも大人になるにつれて、

「走れなくてもいいや、もう大人だから」
「漢字なんて知らなくても生活に問題ないし」

など、理由を付けてめんどくさいことをしなくなります。

走れなくても困りませんし、漢字なんて知らなくても本当に問題はありません。ただ、別にやってもいいはずです。でもやるのはめんどくさいです。

それらしい理由があれば、やらなくても罪悪感を感じることはありません。特に大人になればなるほど、経験と知識がありますから、自分や相手を納得させる、それらしい理由を付けることが出来ます。

こうして年を重ねるほど、めんどくさいことをしなくなるのです。

3.楽をしたいと思うのは悪いこと?

ゆらいむ
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ラクをしたいと思うのは悪いことなのでしょうか?

人間は生きていると誰でも、苦しいことや悲しいこと、しんどいことを経験します。そしてその経験を、「もう二度としたくない」と思うようになります。

だから「苦しさ」を感じる恐れがあるものは、なるべく避けようとするのですね。

特に最近は

「したくないことはしない」
「なるべくストレスを感じないように」

といった、しんどいことはしなくてよい考え方が広まってきているように思います。

それは、ストレスを感じて苦しまないためには大事なことですが、リスクもありますので、2つ紹介します。

ゆらいむ
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ラクをすることが悪いこともあります。

ラクをするリスク➀:不安

ラクをすると、「怠けてしまった」という感情から自己否定に陥ることがあります。

苦しまないためにラクをしたつもりが、実際は、自己否定や周りにおいていかれることへの不安から、逆に苦しんでしまうケースです。

ラクをするリスク②:満足感

何事も苦しみながらもやり抜いた中に、達成感や満足感を得ることが出来ます。

ラクをしてばかりいるとそれらを感じることが出来ない為、人生にやりがいを感じられず無気力になってしまったり、充実感を感じられずに逆に苦しんでしまうケースです。

3.周りが簡単に成功したように見える

ラクをするリスクとしてもう1つ、「成功」があります。

「成功」には、苦しいときにラクに流されずに頑張ったという背景が必ずあります。

SNSの発達により、周りの成功がすぐに目に付くようになりました。同時に、成功ばかりが世間に出るようになりました。

SNSやYouTubeは、その人のほんの一部しか写されません。そのため、「周りが簡単に成功しているように見える」のも当然でしょう。

ですが・・・周りの成功者も私たちの見えないところで苦しみ、悩み、多くの時間を費やして成功を勝ち取っているのです。

表面だけでは、その人の全ては分かりません。

ちなみに

「宝くじに当たった」
「親のコネや財産」

は成功ではありません。宝くじの研究を重ねに重ねて当選すれば「成功」を感じることが出来ますが、そうでなく、自分の苦労で得ていないものには、「成功」による達成感を得ることはできません。

ゆらいむ
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幸せに「お金」は関係ありません。苦労して頑張った先に幸せがあります。

4.まとめ

人間は本能的にラクを求めてしまいますが、ラクをすることで逆に自分を苦しめてしまうことも多いです。

もちろん、疲れているときには休憩をすることも必要です。

ゆらいむ
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無気力や充実感のなさを感じたら、ラクに流されていないか振り返ってみましょう!

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