はじめまして、ゆらいむです。
今回は「スキゾイドと恋愛」について解説します。
スキゾイドに恋愛はできるのでしょうか?
1.スキゾイドとは?
私は自称スキゾイドです。
スキゾイドとは、スキゾイドパーソナリティ障害のことで、以下のような特徴を持っています。
・一貫して孤立を好む
・超然とした態度、平坦な感情
・賞賛や批判に無関心
スキゾイドについて詳しく知りたい方は、以下を参考にしてください。
スキゾイドとは?スキゾイドな自分の思考や行動の具体例を紹介!
2.スキゾイドにとって恋愛とは?
スキゾイドの心は弱いです。
共感力が高いスキゾイドは、思いやりがあって優しい一方で、あらゆる刺激に対してとても疲れやすいです。
そのため、人間関係や社会をシャットアウトして無関心を装うことで、その疲れから自分を守ろうとします。
そのような期間が続くと、「より充実していきたい!」という欲求がなくなります。
生理的欲求と呼ばれる、生きるための最低限度の欲求(食欲・睡眠欲・排泄欲)はなくなりませんが、
・おいしいものを食べたい
・多くの人に認められて名声を得たい
・もっとお金欲しい
・ラクをしたい
・異性と親密な関係を持ちたい
といった心理的欲求がスキゾイドにはありません。
つまり、スキゾイドにとって恋愛とは、特に興味関心のないものの中の1つということになります。
皆が恋愛しているから、という理由で焦ることもありません。
3.スキゾイドに恋愛は可能なのか?
男性目線になりますが、私の実体験もふまえて解説していきます。
1.スキゾイドも恋をする
そんなスキゾイドですが、恋をすることがあります。
怒りや悔しさなどの感情は抑えることが出来ても、「恋」することによる感情の変化と理性の崩壊は抑えることが出来ませんでした。
ただスキゾイドはバリアが分厚く、恋愛をあまり意識することもないため、恋のきっかけとなるタイミングが他の人よりもとても少ないのではないかと思います。
時に、恋をすることがあるかもしれません。
2.基本的に苦手
スキゾイドは思いやりがあり優しいですが、恋愛は得意ではありません。
人間は一人一人、性格や考え方が違います。
そもそも恋愛とは、「恋」をしている間にお互いの考えや本心をぶつけ合い、尊重し合うことで「愛」につなげていきますが、スキゾイドは、
・一人の時間を好む
・対人関係で気をはりすぎて疲れてしまう
・相手に合わせることがデフォルトになりやすい
・衝突を避けるため、自分の感情を抑える
といった特性を持っているので、自分の本心をぶつけるのが苦手です。
そのため、意見の衝突や感情の表出を避けるスキゾイドは、恋愛がうまくいかないことが多いかもしれません。
恋愛において、優しすぎるのはマイナスになることがあります。
3.「諦める」ことが大問題
恋愛をすると、男女には必ず意見の違いや喧嘩が生じてきます。
こういう時にどう行動するか、どう対処するかで恋愛がどうなるかは変わってきます。
スキゾイドの場合、意見の違いや喧嘩によって多大なダメージを心に受けてしまうため、そのダメージから自分を守るために、自分の意見や感情を抑えて無関心になろうとすると思います。
相手と向き合わずに諦めることで心のダメージを軽くし、一人になろうとします。恋愛を終わらせようとします。
このようなスキゾイドの諦め癖と芯の弱さは、恋愛といったパートナーとの距離を縮めていくことに関しては大問題となります。
諦めることで自分の心を守っていては、恋愛はうまくいきません。
4.どのようなタイプと相性が良いのか?
スキゾイドはどのようなタイプと相性が良いのでしょうか?
一見、スキゾイド同士であると、お互いの気持ちが理解できるので良好な関係が築きやすいと思えますが、私はスキゾイドは真逆なタイプと相性が良いと思います。
つまり、自分の感情や意見をしっかりと出すことが出来るタイプです。
スキゾイド同士であると、問題が起こったときにすぐに別れてしまうことになり、長続きしないのではないかと思います。
芯が強く諦めない、感情や意見をしっかりと出せることができるタイプの方が、恋愛として成就するするのではないかと、私の経験もふまえて思います。
思いやりは人一倍強いため、うまくいけば長く良好な関係が築けるのはスキゾイドの強みです。
4.まとめ
いわゆるスキゾイドの「諦める」というスキルは、基本的に一人で生きていく場合や大した人間関係を持たずに生きていく場合はプラスになることが多いです。自分を苦しさから守れるからです。
しかし、恋愛をする、もしくはしてしまったのであれば、完全なスキゾイドのままでは上手くいきません。
スキゾイドな人が恋愛に真剣に向き合った場合、スキゾイドな気質は少しづつ変わっていくことになると思います。