同調と服従の心理学~具体例と向き合い方~

社会心理学

はじめまして。りりぶです。

今回は「同調と服従」ついて解説します。

りりぶ
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同調と服従は、人間の心理的な行動特性の1つだよ!

1.同調と服従とは

りりぶ
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まずは簡単に書くよ!

同調とは、自分の本心に関係なく、表面的に相手の意見に合わせること

その中でも権威に対する同調のことを服従と呼びます。

2.同調の具体例

りりぶ
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同調の具体例について解説するよ!

1.流行

流行していることやものは、「みんなに好かれている」ため安心感を得ることができます。また、批判の対象になりづらいため、自分が非難されることが少ないです。

自分を守るために、流行していることやものに同調することは、問題なく社会で生きていくための妥当な手段と言えます。

2.インターネットの口コミや体験

インターネットの口コミや体験に同調することで、失敗したときの落ち込みや責任から自分を守ることが出来ます。

責任は自分一人ではなく、人が多いほど分散させることが出来るので、自分の負担を減らすための妥当な手段と言えます。

3.アッシュの同調実験

同調実験の有名なものにアッシュの同調実験があります。

8人を実験室に呼び、1本の線が描かれたAの紙と、3本の長さが異なる線が描かれたBの紙を見せます。そしてアッシュは「Bの3本の線の中で、Aと同じ長さの線はどれか?」と問います。

8人のうち7人は協力者で、順番に7人は間違った回答を答えていきます。すると残りの1人の実験者は明らかに間違った回答でも、同調してその間違った回答を答える。

といったものです。

3.服従の具体例

りりぶ
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服従の具体例について解説するよ!

1.ジャイアンとスネ夫

ジャイアンに逆らえばスネ夫は自分がつらい目にあうことが分かっています。「自分がつらい目にあいたくない」という思いから、自分の意見を曲げてジャイアンの意見に合わせます。

2.アイヒマン実験

服従実験の有名なものにアイヒマン実験があります。

2人が実験室に呼ばれ、1人は協力者(サクラ)、もう1人が被験者です。

実験の内容は、どちらかが教師役となって問題を出し、残った生徒役が問題に答える、間違った場合は教師役が生徒役に電流を与えるといった内容です。

2人にくじ引きを引いてもらい、公平を装って被験者が教師役、協力者が生徒役となります。

協力者である生徒役はわざと問題に間違え、教師役が電流を与えるように運びます。

最初は弱い電流ですが、間違えるたびに強い電流にしていきます。

明らかに協力者である生徒役が苦しそうにして、意識がないくらいになっても

白衣を着た実験官(権威者)が

「あなたは電流を流さなければなりません」
「大丈夫です。実験のために電流を流すことが必要です」

と言い続けると、被験者は電流を流し続けるという実験です。

この実験は、普通の一般人であっても、誰かに服従されるというだけで残虐行為が発生することを示しています。

4.同調と服従への向き合い方

同調は

「嫌われたくない」
「みんなと違っていると不安」
「批判されたくない」
「1人で責任を負うことに耐えられない」

などの心理から発生します。

他の人に合わせておけば、批判の的になりづらく苦しい思いをせずに済みます。

服従は

「つらい目にあいたくない」
「こわい」

などの心理から発生します。

同調も服従も自分を守るために行われています。

しかし同調は行き過ぎると、間違ったことが集団で行われてしまう恐れがあります。いじめが代表的な例です。

間違った判断をしていないか振り返り、時には勇気をもって同調を脱することも必要です。

☆【りりぶの不安】

今はあまり同調しなくなったけど、小さい頃はよく同調してた。

同調しておけば、非難されないし悪く言われることもない。特に、恐い人や強い人に服従しておけば自分は守られた。

でもそうやってずっといい子ちゃんを続けてたら、自分の心は弱くなっていった。

やる気がなく無気力になってしまった。空気を読んでばかりでつまらなくなってしまった。

怖いけど、立ち向かわなきゃ。本当の自分の心を守るために。

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