初頭効果と親近効果とは?~発生する理由と具体例~

社会心理学

はじめまして、ゆらいむです。

今回は「初頭効果と親近効果」について解説します。

ゆらいむ
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初頭効果と親近効果は、印象における人間の特性だよ!

1.初頭効果と親近効果とは?

ゆらいむ
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まずは簡単に書くよ!

初頭効果とは、最初の印象が、全体的な印象に大きな影響を与えることです。

親近効果とは、最後の印象が、全体的な印象に大きな影響を与えることです。

2.初頭効果と親近効果が起こる理由

ゆらいむ
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なぜ起こるの?

人間の脳は、最初に与えられた印象と最後に与えれた印象が、イメージとして記憶に残りやすくなっています。

人間は、情報を受け取る順番によって、無意識のうちに判断を変えてしまうのです。

ゆらいむ
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人間の無意識的な特性です。

3.初頭効果と親近効果の具体例

1.他者評価

「人は他者に出会ったとき、出会って数秒でその人の印象を決定する」と言われています。

つまり初頭効果によって、出会って数秒の印象で相手のイメージを作り(予測し)、そのイメージが尾を引いてしまうのです。

見た目や服装が悪かったり、最初に不安そうに話し始めたりしてしまうと、途中にどれだけ良いことを言っても正当な評価をされづらくなります。

ゆらいむ
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第一印象がとっても大事!

2.記憶

複数のものを覚えるとき、最初と最後が覚えやすいのも、初頭効果と親近効果の影響です。

例えば、以下10個の英単語を順番に覚えてもらう場合、
defence、self、bias、halo、sync、social、desire、pride、stereo、memory

最初のdefenceやselfと、最後のstereoやmemoryの正答率が高くなります。

ゆらいむ
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何かを覚えるときは順番を意識的に変えてみると覚えやすくなるかもしれません。

3.何かを伝えたいとき

ビジネスにおけるメールやプレゼンテーションでは、結論から先に書いたり、大事なことを先に言うといった手法が良く取られます。

これは、いわゆる初頭効果を意識したもので、その方が相手に伝わりやすいからです。

ゆらいむ
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伝えたいことは、前置きせずに先に言ってしまう方が相手に伝わりやすくなります。

また、プレゼンテーションなどでは、最後に「まとめ」として大事なことをまとめることが多いです。

これは、いわゆる親近効果を意識したもので、その方が伝えたいことをより相手に印象付けることが出来るからです。

ゆらいむ
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最初と同じくらい、最後も大事!

4.初頭効果と親近効果の違い

ゆらいむ
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初頭効果と親近効果ってどっちが強いの?

初頭効果と親近効果はどちらがより大切なのでしょうか?

初頭効果は最初の印象が一番大事、親近効果は最後の印象が一番大事、少し矛盾しているようにも思えますね。

これはずばり、より強いのは初頭効果になります。

ゆらいむ
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アッシュの実験を紹介します。

心理学者のアッシュは、被験者を2グループに分けて、一方には➀を、もう一方には②を提示しました。そして、その人物に対してどのような印象を持ったか回答してもらいました。

➀知的、勤勉、衝動的、批判的、頑固、嫉妬深い
②嫉妬深い、頑固、批判的、衝動的、勤勉、知的

➀と②は順番が違うだけですが、
➀を提示された被験者は、その人に対して比較的ポジティブな印象を持ち、
②を提示された被験者は、その人に対して比較的ネガティブな印象を持ちました。

つまり、最初の印象の方が、最後の印象よりも強く印象付けられているということです。

5.まとめ

最初の印象が特に大切です。

相手に何かを伝える場面では、最初と最後に意識して要点をおくと伝わりやすくなります。

6.初頭効果と親近効果について考察する

歳を重ねるごとに、記憶がおぼつかなくなっていると自分でも感じる。

でも、昔のことでも、教科書の最初の1ページ目や、最初に習った単元や、ゲームの最初のストーリーなんかすっと思い出せる。

逆に途中の方の記憶はあいまいだ。やっぱり最初は大事。

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