はじめまして、ゆらいむです。
今回は「HSPと自分軸」について解説します。
自分軸とは、自分の心の声に従い、自分で決めて自分で生きることです。
1.HSPの特徴
HSPとは、他者の心を敏感に感じ取ってしまう性格を、生まれつき持つ人のことです。
HSPはその性格から、以下のような生き方をしてしまいがちです。
1.過剰同調性
「相手の話の内容から、その人の気持ちを読み取り、好かれそうな発言をしてしまう」
「その場の空気を読んで、自分の感情を抑えて周囲に合わせてします」
このような行動は、HSPの過剰同調性と呼ばれています。
過剰同調性は、幼いころに「いい子」を求められて本音を抑えてきた人が多いです。
自分の本音を押し殺して相手にばかり合わせていると、本当の自分が分からなくなります。
2.自分を大切にできない
多くのHSPは
「自分が変わらなきゃ」
「他者の思いに応えないと」
という思いから、自分を責めて、自己犠牲をしてしまいがちです。
それは自分の中の不安やストレスを増大させて、生きづらさを感じる原因になります。
HSPは自分軸ではなく、他人軸で生きてしまうことが多いです。
2.自分らしさはなぜ必要?
HSPにとって自分らしさはなぜ必要?
もしかしたらあなたは、
「自分の心を捨ててでも、他人に合わした方がよっぽど楽」と思っているかもしれません。
確かにそれは一理あります。私もそう思っていましたし、実際にそれが楽でした。
しかし、働き始めて生活スタイルが変わったり(他者と接する機会が増える)、恋人が出来たり、20代を過ぎて自我が確立してきたりすると、必ず生きづらさを感じます。
特に、他者と接することに生きづらさを感じます。
この生きづらさを解消するために、HSPには自分らしさが特に必要なのです。
3.自分軸を持つために
生きづらさの原因は、自分軸のなさかもしれません。
1.自分の気持ちを優先すること
他人軸で優しいHSPは、どうしても他人のことを優先して自分を犠牲にしてしまいがちです。しかしそれが、自分の生きづらさに関係しています。
じぶんのやりたいことをやれずにいると、心は沈んでいきます。
2.本音を出すこと
自分の本音を押し殺してばかりいると、他者や社会に諦めてしまったり、うつや不安状態に陥ってしまったり、突然怒りが止まらなくなってしまったりします。
自分の中の悪い感情や弱い自分を受け入れることから始めてみましょう。
3.他者に嫌われても大丈夫
HSPは嫌のことを断れない性格を持っています。そのストレスは交感神経を過剰にし、慢性疲労の状態に陥ってしまいます。
「自分はHSPだから、敏感な自分を守らないと。嫌われても仕方ない」と開き直り、思い切って断ってみることも必要です。自分の行動を変えれば、そんな思いにも気づいてくれる本当の仲間もできてきます。
4.まとめ
自分らしく生きていけないことはとても苦しいことです。
親や社会の言うことが正しいと思わないでください。
「これくらい我慢しないと」なんて思わないでください。
本音を出せれば、自分の心と周りの世界が変わることを断言します。