はじめまして。ゆらいむです。
今回は「不安」という感情について解説します。
不安は人間の感情の1つだよ!
1.不安とは?
まずは簡単に書くよ!
不安とは、気持ちが落ち着かない、そわそわする、どきどきする、といった感情のこと。
程度は人それぞれですが、誰にでも発生する感情です。
2.不安が発生する原因
不安は未来に対して心配なことがあるときに発生します。
「明日の試合、うまくいくか不安だなぁ・・・」
「今後の生活が心配・・・」
また、他者と自分を比較して、他者よりも劣っていると感じる場合に、不安が併発することがあります。
「友達は勉強できるのに、私はできない。」
「もういい歳なのに周りに比べて年収が少ない・・・」
これらのような例にもあるように、不安は、焦りや劣等感、恐れといった感情と共に発生することが多いです。
3.不安との向き合い方
不安は悪いものではないよ!
1.不安は悪いものではない
不安は決して悪いものではなく、これから起こる危険に備えるための原動力となります。
「次の試験が不安」であれば、試験がうまくいくように「勉強する」という行動をとるようになりますし、「老後の生活が不安」であれば、「お金を貯めておく」といった行動をとるようになります。
このように、不安は生きていく上で大切な感情になります。
「不安は悪いもの」という思い込みを持っていると、不安を抱いてしまう自分を否定することになり、負のスパイラルに入ってしまいます。
まずは不安は悪いものではないということを知っておきましょう。
2.何に不安を感じているか明確にする
不安を感じたら、何に対して不安を感じているかをはっきりさせましょう。
不安の原因が自分で分かれば、対応策を考えることもできますし、原因を自分で理解するだけでも思いのほかスッキリすることがあります。
また、不安からくる妄想が膨らみすぎて、事実ではないことに苦しんでいませんか?
一度落ち着いて自分の不安の原因と向き合ってみましょう。
3.とはいっても不安な状態は疲れる
それでも、やっぱり不安を感じるのは疲れますよね。不安に対応するのはとても体力がいることで、不安を感じやすい人ならなおさらです。
不安の質や量は人によって違いますが、不安に苦しんでいる人は、不安が過多になって自分の負担にならないように不安を減らしていくことが必要です。
例えば職場を変えるように努めてみたり、学校や仕事を思い切って休んでみたりするなど、自分の周りの環境や日常を変えていく。
「人と話すことに不安を感じる」人は、人とあまり関わらなくていい生き方を模索する。などです。
4.不安と病気
原因がないのに気分が落ち着かなかったり、どきどきする場合は、病的な不安である恐れがあります。
病的だと感じた場合は精神科や心療内科を受診しましょう。
以下に不安に関する障害、病気についてまとめています。
パニック障害・・・突然原因もなにもなく、強い不安に襲われる。動機、めまい、頻脈、息苦しさなどの症状を伴う。
恐怖症・・・また発作が起こるのではないかという予期的な不安から生じる。
強迫性障害・・・不安に対する行動がやりすぎなこと。家のカギを何度も確認する、手を何度も洗ったり、何度もアルコール消毒を繰り返したりする、など。
PTSD・・・とても怖かった経験が何度も思い返され、恐怖を感じ続ける。
また、障害ではありませんが、不安を感じやすい性質を持った人はHSPと呼ばれています。
4.まとめ
不安な状態や緊張状態を、自分が否定しないことが大切です。
不安とうまく付き合っていきましょう。