日本の義務教育~問題点と向き合い方について~

思考

はじめまして、ゆらいむです。

今回は、義務教育について解説します。

ゆらいむ
ゆらいむ

義務教育を受けるうえでの注意について解説するよ!

1.義務教育の歴史

学校はもともと義務ではありませんでした。

学校が義務となったのは1872年からです。それまでは良いお家柄の子どもたちの学びの場だったのです。

政府により義務教育となった後、外国文化の取入れや、戦争のための教育、インターネットの発達などを経て、2020年現在に至ります。

特に戦争のための教育では、自国を守るために皆が同じ方向を向くことが必要でした。そのため、

考え方や感性を統一するような教育、
個人の感情を抑え集団に合わせるような教育

が全員に強制されてきました。

でもこれは、自分の心を苦しめて生きづらくさせる1つの要因となります。

自分の感情を抑えて我慢したり、他者に合わせて行動することが、日本では美徳とされてきましたが、それによるストレスは人間を壊します。

このような教育が良しとされ、疑うことさえ許されなかった世代のストレスと考え方が、今の日本にははびこっています。このような教育は人間を思いやったものではありません。

義務教育はまだまだ不完全で発展途中です。先生や学校の教えが正しいと思い込まず、自分で何が正しいかを考えていきましょう。

2.義務教育がもたらす危険

1.強制とどう向き合うか

義務教育は強制です。

人間は強制されることを嫌います。

また「~しなければならない」という思考にストレスを感じる生き物です。

そのため、「強制」的に勉強したり部活をしたりすることは好ましくなく、上達も遅いです。

目的は何であれ「自主」的にしたいと思うように持っていく工夫が必要になります。

自分のしたいことではない状況が続くと、無気力ややる気の低下を招きます。

2.言われた通りにしかできなくなる

義務教育では、先生に言われた通りにすることが良しとされます。

しかし、大人になると言われた通りではなく、どうすればよいかを自分で考えることが求められます。

言われた通りにするのが良いから、言われた通りにばかりしていると、大人になってから大変です。

自分で考えることもやっておきましょう。

3.真面目の副産物

学校は真面目な人間を育てます。

先生の言うことを聞いて、勉強でいい成績を取って、一生懸命頑張る人間が評価されます。

しかし、社会に出ると、残念ながら真面目な人間が馬鹿を見ることも多々あります。学校の時ほど、真面目は評価されず、自分の活躍の場を狭めます。

そして真面目な人間ほど、大人になってから社会の現実に苦しみ、うつ病になりやすくなります。

真面目であることが幸せであるとは限りません。大切なのは他者の評価ではなく自分のしたいことができているか、です。

4.将来の夢をもたされる

すこし具体的な話をします。

学校ではよく将来の夢を持つように教育されます。

将来の夢を持つことが良いことだと刷り込まされることで、夢を持てない(夢がない)自分はダメな奴だという不安も刷り込まされます。

真面目な人ほど刷り込まされます。

真面目な人は「将来の夢を一つ選択して、諦めずに努力して叶えなければならない。叶えなければ自分の価値はない。」と脳内変換されています。

そしてうまくいかなかった時にとても苦しんでしまうことになります。

将来の夢というものは、自分がやりたいと思ったときに持てばそれでいいのです。

何個持ってもいいのです。いつ諦めてもいいのです。持たなくたっていいのです。

学校教育の押し付けに洗脳されてしまうと、苦しむことになります。

3.義務教育で学ぶべきこと

ゆらいむ
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義務教育にはメリットもあるよ!

義務教育にはいいところもあります。それは、強制的に集団行動を強いられることです。

人間は1人で生きていくことはできません。それは大人になってからも一緒です。

いろんな人と触れ合うことは、将来生きるための大切な経験となります。

1.いろんな性格の人がいること、自己分析

人間は一人ひとり、性格や考え方が違います。

それぞれの人に良いところと悪いところがあります。

人間はだれ一人、「1人」で完璧なものはありません。

足りない部分を補い合うのが人間です。

学校はその練習の場として、自分という人間は何が出来て何が出来ないかを見極めることができる場です。

なんでもかんでも1人でやろうとせずに、自分にできないことは他者に頼ることが生きていく上で大切になります。

2.人間関係で失敗しておくこと

学校ほど、たくさんの人と関わることが出来る場は人生で多くありません。

将来自分らしく生きるためにも、たくさんの人と関わって、たくさんの失敗をしてください。

人を傷つけたり、人を嫌いになったり、人を悲しませたり、そういう経験をしてください。

ネガティブな経験は悪いものとされがちですが、避けるものではありません。良くないものではありません。

傷がある人生に価値があるのです。

4.まとめ

義務教育ではよく強制されます。

しかし、学校に教えられることが正しいものとは限りません。

強制に従うのではなく、自主的に取り組めるように工夫することが大切です。

どうしようもないものもありますが、自主的にやるほうが、圧倒的に成果は良いものとなります。

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