はじめまして、ゆらいむです。
今回は「生理心理学とは何か」について解説します。
生理心理学は、基礎心理学の分野の1つだよ!
1.生理心理学とは?
まずは簡単に書くよ!
生理心理学とは、人間の心の状態が人間の生理活動(発汗、心拍数、睡眠など)にどのような影響を与えるかについて研究する分野です。
緊張するとドキドキしたり、不安になると眠れなくなったり、
心と身体の関連性を研究します。
2.生理心理学の具体的なテーマ
具体例を用いて詳しく解説するよ!
生理心理学の分野は人間の生理活動を扱うため、医療や脳科学といった話が絡んできます。
そのため、心理学の分野の中でも少し難しく感じるかもしれません。
ここでは具体的なテーマを用いて、できるだけ簡単に解説していきます。
1.ストレスと神経
心の状態は人それぞれ!
人間はストレスを感じると、交感神経と呼ばれる神経が働きます。
交感神経が働くと、人間の身体には心拍数の増加や発汗が生じます。
ちなみにストレスとは外部からの刺激のことを言います。
例えば、バンジージャンプを飛ぶことを考えてみます。
バンジージャンプが苦手な人は
・バンジージャンプが怖い → 交感神経が働く → 心拍数の増加
一方、バンジージャンプが得意な人は
・バンジージャンプが怖くない → 交感神経が働かない → 心拍数は変わらない
となります。
つまり、バンジージャンプが怖いか怖くないかという心理によって、心拍数という生理反応は変わってきます。
その人の心理状態によって、反応は変わる!
ストレスと神経については、以下で詳しく解説していますので、よろしければ参考にしてください。
2.睡眠
緊張すると、眠れなくなる?
人間の生理活動の中でも、睡眠はとても重要な役割を果たしています。
そんな睡眠も、人間の心理状態によって質や量が大きく変化します。
例えば、緊張していたり不安になったりして交感神経が働いていると眠りづらくなります。
睡眠については、以下で詳しく解説していますので、よろしければ参考にしてください。
3.生理的欲求
人が生きていく上で必要な最低限の欲求です。
生理的欲求は、睡眠欲、食欲、排泄欲の3種類があります。
人間の心理状態によって、これらの生理的欲求が満たされない場合、人間の身体には不調が現れることになります。
生理的欲求については、以下で詳しく解説していますので、よろしければ参考にしてください。
4.嘘をつくと・・
嘘はなぜバレる?
「嘘発見器」というものをご存じでしょうか?
嘘をつくと人は緊張して、発汗したり心拍数が上がったりという生理活動が発生します。
その特性を応用して、その人が嘘をついているかついていないのかを観察するのが嘘発見器です。
このような内容も、生理心理学が扱うテーマの1つとなります。
3.まとめ
もともと心理学は生理心理学から始まったと言われるほど、生理心理学は歴史の深い分野です。
臨床心理学や脳科学など、医療の分野とも密接に関わっています。
そのため、研究内容は難しいものが多くなっていますが、さわりの部分だけであればそこまで難しくなく、面白い内容が多いのでおすすめです。
生理心理学は興味のある方向け!