はじめまして、ゆらいむです。
プレッシャーを感じることは、弱いことではないよ!
1.プレッシャーに強い人と弱い人の違い
ある人は、ここぞという場面で、実力を発揮する。
一方、ある人は、ここぞという場面でうまくいかず、チャンスを逃してしまう。
この2人の違いはどこにあるのでしょうか。才能?努力?
その答えはずばり、才能でも努力でもなく、「考え方」にあります。
プレッシャーに強い人は、プレッシャーを感じて苦しいときに「どう利用しようか」を考える。
プレッシャーに弱い人は、プレッシャーを感じて苦しいときに「どう逃げようか」と考える。
詳しく解説するよ!
人間の脳には「よりよく生きる」というプログラムがあるため、プレッシャーを感じる期間は誰にでもありますが、それを乗り越えることで、より強くなることができます。
そうなれば、は同じような別のプレッシャーがきたとしても、それに打ち勝つことができるのです。
要するに、プレッシャーに強い人というのは、プレッシャーに対して失敗し、考え、利用し、強くなる、ということを、当たり前ののようにしている人のことなのです。
逆に、プレッシャーに弱い人は、「プレッシャーを感じた」こと自体を否定してしまい、プレッシャーを感じた=自分は弱いという思い込みのせいで、そこから成長することができない人のことなのです。
子供のころに「こんなことにプレッシャーを感じるな」とかを大人に言われて、プレッシャー自体が悪いものだと刷り込まれている可能性もありますね。
2.プレッシャーを感じた時にどうすればよいか?
じゃあどうすればいい?
先ほども書いた通り、プレッシャーを否定してはいけません。
つまり、プレッシャーを感じた時に
「やばい、プレッシャーを感じる。これではいけない。失敗してしまう。手がうまく動かない。なんでこんなことにプレッシャーを感じるんだ」と考えるのはNG。
客観的に実況するくらいがちょうどいいです。
「おっと、プレッシャーを感じています。ここが大事な場面であることをわかっているようです。失敗したときのことを考えて足がすくんでおります、しかし、ここで逃げてはいけません。もし失敗したとしても、まずは立ち向かうことが絶対に必要な状態です。」
のような感じで心の中で他人事のように実況するくらいがちょうどいい。
実際には失敗してしまうかもしれません。しかし、ここで逃げずに立ち向かうことが、今後プレッシャーに強くなっていくために大切なことなのです。
プレッシャーを否定しないだけで、プレッシャーに慣れていきます。
3.プレッシャーについて知る
そもそもなんでプレッシャーを感じるの?
1.プレッシャーによる緊張、恐れ、不安の正体
プレッシャーを感じると、緊張、恐怖、不安といった感情に襲われます。
これらの感情は、マイナスなイメージを持たれがちですが、実は生きていく上ではとっても大切な感情です。
不安や恐怖に駆られると、人間はまず心臓がどきどきして、血圧が上がって体中は汗ばみ、筋肉は緊張し、胃腸の働きが抑えられます。
なぜか?それは、
心臓がドキドキするのは血液を流して激しい運動を可能にするため。
筋肉が緊張するのは瞬発力を高めるため。
汗ばむのは、滑らないようにするため。
つまり、力を発揮するために人間は不安や恐怖を感じるのです。
プレッシャーがかかることで、最大限の力を発揮する準備を体はしてくれている。それなのにプレッシャーを否定して心を沈ませていては、せっかくの力が発揮できない。
ある意味プレッシャーに身をゆだねるくらいでちょうどよくうまくいくのです。
2.無意識を利用する
そしてもう一つ。
プレッシャー中はあまり「欲求」を出さないほうがいい。身をゆだねて無意識に任せるくらいがちょうどいいです。
これは、心の特性の問題で、例えば、サッカーのPKの場面。プレッシャーが感じるこの場面で、
「決める決める決める」と意識するのは逆効果。なぜならその意識の裏では
「外したらやばい」という相反する潜在意識が生まれてしまう。そして潜在意識は意識よりも強力なため、潜在意識に引っ張られてしまう。
もしこのような場面になったら、決めよう決めようと思わずに、体の動きに任せればいい。意識上では、「入らなかったときにどうするか」を考えるくらいがちょうどいいのです。
4.失敗について知る
失敗が苦しい?
失敗は、プレッシャーに強くなるためには必要不可欠なものです。しかし、失敗に苦しんでしまうことは多いです。苦しければ、失敗について考えて失敗から学ぶ、そんな余裕もなくなってしまいます。
しかしどれだけ苦しくても、ここで失敗を隠そうとしたり、忘れようとしたり、逃げ出そうとしたりしてはいけない。ありのままの失敗を認めなければ、余計に潜在意識に残り、自分を長く苦しめる材料となってしまいます。
ここは絶対に逃げてはいけないところ!
逃げずに頑張れるように、ここで話を2つ。
1つは、「失敗」という言葉は、他人の目があって初めて生まれるということ。他人の目がなければ、失敗はただの過程です。
そしてもう1つ。どんな失敗であっても、「時間」が風化させていくということ。すべての人間が、時間の経過とともに新しい出来事に直面していきます。しっかりと失敗に向き合っていれば、必ず時間の経過とともに苦しさも和らいでいきます。
5.今からでも変われること
周りの大人がプレッシャーとどう向き合っていたか。プレッシャーや失敗から逃げているか。否定しているか。隠そうとしているか。自分を押し殺して生きているか。
また、失敗を未然に防がれるような育てられかたをしたか。など。
子供時代の周りの環境は、自分の考え方に大きく左右します。
しかし、考え方は今からでも変えられます。
過去の経験や出来事は変えられませんが、考え方は変えることで、これからの自分の人生を生きやすくすることはできると信じます。