HSPとスキゾイドな人生【第2話】メリットとデメリット

スキゾイド

はじめまして、ゆらいむです。

スキゾイドとはスキゾイドパーソナリティ障害のことで、一言で言うと、

独りを好み、感情の起伏が少なく、何事にも関心がないように見える

性格傾向を持った人のことです。

ゆらいむ
ゆらいむ

この物語は、スキゾイドである自分の性格がどのようにして形成されたか、どのようなことを考えて生きてきたかをまとめたものです。

第1話では、スキゾイドになった理由について話しました。

第2話では、スキゾイドとして生きてきたことによるメリットとデメリットについて話していきたいと思います。

第2話 スキゾイドのメリットとデメリット

私は生まれた時からスキゾイドであったわけではありません。

中学校を卒業する15歳くらいまでは、HSP気質を持つ周りに敏感な普通の人間でした。

それ以降、自信がついてきたり自分らしさを考えたりすることが多くなって、スキゾイド気質になっていくようになりました。

ゆらいむ
ゆらいむ

私がスキゾイドだったのは、15歳~くらいだと思います。

1.メリット

ゆらいむ
ゆらいむ

スキゾイドで良かったと思う点について話していきます!

1.HSP気質特有の苦しさが少し和らぐ

スキゾイドである最大のメリットは、「HSP気質特有の心の苦しさが和らぐ」ことです。

というより、この苦しさから逃げるための手段がスキゾイドです。

私はスキゾイドになる前から、近くにいる人が嫌な顔をしていたり、怒っていたり、不快そうにしていると、とても苦しくなる気質を持っていました。

また、不安・悔しい・腹立たしい・申し訳ないなどの自分の感情にも耐えられませんでした。

普通に生きていると不安に潰されそうになるのです。

しかし、学校などの集団生活を送る上で、人間の感情の変化に直面することは避けられません。

また、「嫌われないだろうか」とか「怒られないだろうか」という自分の不安を消すこともできません。

学校に行かなくなったり、家に閉じこもったりすることも怖かった私は、

・自分に感情が生まれたらその感情を潰して見なかったことにする
・相手の不快感情には過剰に無関心を自分に言い聞かせる

ようになっていました。

これのおかげでなんとか普通の生活が出来ていたのではないかと思います。

2.自立心が高まる

人に関わりを持つことで苦しくなってしまうことが多いので、極力人と関わらないように生きてきました。

・体操服や教科書等の忘れ物をしない
・人の話を聞き逃さない

などを徹底し、再確認しなくて済むようにしました。

また、なるべく人に頼らず、自分で解決するようにしました。

その結果自立心と自己解決能力が高まることになりました。

3.自信がつく

なんでも自分独りでやろうとするので、その分自信はつくようになりました。

また、スキゾイドならではの感情の麻痺による、何事もあまり気にせず動じない態度で、人前で発表したり、いろんなことに挑戦してみたり飛び込んでみたりしたことで、自分に自信がつくようになりました。

4.他者からの評価が高くなる

緊張してしまうことや不安になってしまうことに対して無関心で飛び込んで行ったり、悩んだりする素振りを見せずに一人で淡々とこなしていくことから、他者からは尊敬されたり頼られたりすることが多かったです。

また、感情表現が少なく、気に障るようなことも言わない為か、周りの人からあまり嫌われるようなことはありませんでした。(少なくとも直接的に何かされたりとかはありませんでした。)

2.デメリット

ゆらいむ
ゆらいむ

スキゾイドで良くなかったと思う点について話していきます!

1.やる気の低下

スキゾイドによる最大のデメリットは、「やる気の欠如」です。

感情をなくして諦めることで苦しくなることは減りました。ですがその代償として「生きること」へのやる気がなくなっていったと感じます。

例えば、

・お金をたくさん稼ぎたい
・バスケットが上手くなりたい
・楽しいことをしたい

・おいしいものを食べたい

といった将来の夢ややってみたいこと、好奇心、希望みたいなものが自分の心からは生まれなくなりました。これらは全てスキゾイドになる前までは確かに持っていた感情です。

「人生どうでもいい」「できなくていい」「あるもので満足しよう」といった考えに帰着するようになりました。

心を守った代償として、根本的な生きるための感情を失った私は、「ただ生きている」だけの状態だったと思います。

ゆらいむ
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無気力感や虚無感のようなものにずっと捉われていました。今でもたまにそのような感情に襲われることがあります。

2.感情の消失

感情というものは本来、自動で生まれるものですが、スキゾイドをしていると感情が生まれなくなります。

これのデメリットは、相手の気持ちに心から寄り添えないことです。

友達やパートナーが嬉しそうにしていたり楽しそうにしている時に、心から共感して一緒に盛り上がったりすることが難しくなります。

このデメリットは、成人して「独りでは生きていけない」ことを知れば知るほど思い知らされます。

3.考え方が凝り固まる

独りで問題を解決することが増えれば増えるほど、考え方が凝り固まっていきます。

本当の意味で誰かを理解したいと思ったとき、自分の考えに固執してしまっている状態だと、相手を心から尊重できず、悩むことになります。

3.メリットとデメリットはどちらの方が大きいのか?

スキゾイドとして生きてきた私から見て、スキゾイドであったことはメリットの方が大きかったと思います。

普通に生きているだけで苦しみやすいHSPにとって、ここまで自分が生きてこれたのはスキゾイドだったからだと思います。

学校に行ったり、お金を稼いだりすることは、スキゾイドになっていなければできていなかった。自信もついていなかった。

やる気と感情の無さで悩むこともあるけど、そんなのはぜんぜんましなこと。バリアのないHSPのまま自信なく生きることの方がよっぽど大変なことを私は知っています。

スキゾイドとして、私はHSPの人の生きづらさに寄り添っていきたいと思います。

ゆらいむ
ゆらいむ

もう何年もスキゾイドをやっているけど、やっぱり自分にはこの生き方しかないと思っています。

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