毒親育ちによって子供が抱える生きづらさについて

人間関係

はじめまして、ゆらいむです。

今回は「毒親育ち」について解説します。

ゆらいむ
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生きづらさの原因は育ち方にあるかもしれません。

1.毒親とは?

ゆらいむ
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まずは簡単に書くよ!

毒親とは、子供の成長を妨害するような親のことです。最近広まった俗語であり、学術用語ではありません。

2.毒親の特徴

ゆらいむ
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毒親はどのような特徴をもっているのでしょうか?

1.子供を思い通りにしようとする

毒親の最大の特徴は、「子供を思い通りしようとすること」です。

・将来の仕事を押し付ける→その仕事に就くことで自分が満足する
・友人関係を制限する→自分が良いとする価値観に育てようとする
・「あなたのために言っている」→親の理想の押し付け、自分の安心のため

・「塾に行きなさい」→自分の子だけ行ってないことに対して親自身が不安
・「私は頑張ってあなたを育ててきたのに」→罪悪感の植え付け
・「あなたさえいてくれればいい」→子供は親を見捨てられず、自分の人生を生きれない

とにかく思い通りにしようとする、その方法は「不安をあおる言動をする、怒る、暴力によって支配する、条件付きの愛情を送る」などがあります。

2.子供に興味がない

子どもに興味がなく無関心なパターンも毒親の特徴です。

・とにかく自分が大事
・子供よりも自分の趣味や仕事が大事

このパターンは、親自身がまだ満たされておらず大人になり切れていないために起こります。

この親に育てられた子供は、無視されたり褒められなかったりすることで、大人になってからも人間不信が続くようになります。

また、このパターンは育児放棄(ネグレクト)につながりやすいです。

3.子供に依存する

逆に子供に過度に依存するパターンも毒親の特徴です。

・事前に危険を取り除く→子供の失敗と成長の機会を奪う
・過度に身の回りの世話をする→自分に依存させる

このパターンは、親に自信がないことが多く、親は子供に必要とされることで自分の自己肯定感を高めようとします。

ゆらいむ
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3つの特徴に共通するのは、「子供を思いやる行動」ではなく「自己満足のための行動」である点です。

3.毒親育ちによってどうなるか?

ゆらいむ
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毒親育ちによって、大人になったときにこのような生きづらさを抱えます。

これらのような毒親に育てられることによって、子供は大人になってからも以下のような心理的な生きづらさを抱えて生きていくことになります。

1.不安になりやすい

毒親に育てられた子供は、不安になりやすいという心理的な特徴があります。

・よく怒られてきた・暴力を振るわれてきた子ども→「言う通りにしないといけない」という不安を抱える、同様の場面で過度に緊張してしまう
・言う通りにしないと愛情を注がれなかった子ども→自分よりも相手を優先する、自分らしく生きられない生きづらさを抱える

2.人間に対する信頼感がなくなる

毒親に育てられた子供は「人間不信」になりやすいです。

人間に対する信頼感は、0歳から1歳の間に形成されます。

この時期に母親から優しく抱きしめられなかった子どもは、人間に対する不信感が高まり、大人になってからも「人間は敵である」という認識が残り続けてしまいます。

3.夜眠れなくなる

赤ちゃんはよく泣きますが、眠たくなっても泣きます。

そんな時に優しくしてもらった赤ちゃんは安心感が定着しますが、毒親育ちによって優しくしてもらえなかった場合、安心感が定着せずに、寝ようとすると不安が押し寄せてくるようになります。

ゆらいむ
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大人になってからも生きづらさが残ってしまいます。

4.毒親にならないために気を付けること

子供をいいように利用することで、自分が満足感を得るのは簡単なことです。

親自身が満たされない心(不安・悲しみ・怒り・寂しさ・自己肯定感)を、子供を思い通りにすることで満たそうとする。これをしないために、まずは親自身が満たされる必要があります。

子供を支配することによって満足感を得るのではなく、子供の自発的な行動に満足感を得られるような大人になりたいです。

【メモ用】

・子供の意思を潰さない
・思い通りにしようとしない
・どーんと構えて待つ姿勢

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