はじめまして。ゆらいむです。
今回は「HSPの思考のくせ」について解説します。
HSPの人は、思考のくせに縛られやすいよ!
1.HSPとは?
HSPについて簡単に解説しておくよ!
HSPとは、他者の心を敏感に感じてしまう、生まれ持った気質、性格のことです。
他者に過剰に気を使ってしまうため疲れやすく、生きづらさを抱えながら生きている人がとても多いです。
HSPについて詳しく知りたい方は、こちらを参照してください。
2.HSPが陥りやすい思考のくせ
思考のくせを知って、物事を客観的に捉えよう!
HSPの人は自己肯定感の低さから、マイナスな思考に捉われてしまいがちです。
思考のくせを知って、自分の考えを見つめなおしてみましょう。
➀自己関連付け
…実際には自分に何も非がなくても、「自分に何か原因があるのではないか」と物事を考えてしまうこと。
[具体例]
・不機嫌な人を見ると、自分のせいではないかと思い、おどおどしてしまう。
②根拠のない決めつけ
…根拠が少ない状態で、思い付きのまま決めつけること。
[具体例]
・たった一度だけ気に障ることを言われた相手のことを、「あいつはダメな奴だ」と決めつける。
③感情の理由づけ
…その時の感情だけを根拠に、物事を決めつけること。
[具体例]
・大したミスではないのに、自責の感情に支配され、「もう取り返しがつかない!」と悲嘆する。
④論理の飛躍
…相手の心や物事を深読みしすぎて、マイナスに結論を持っていくこと。
[具体例]
・相手が笑っているのを見ただけで、「自分が馬鹿にされている」と感じる。
⑤部分的焦点づけ
…自分の悪い部分にだけ目がいってしまうこと。(確証バイアスという人間の特性が影響しています。)
[具体例]
・自分だけではないのに自分ばっかり損をしているように感じる。
⑥自己実現してしまうマイナスの予言
…自分でマイナスな予測を立てることで、結果として予測通りに失敗してしまうこと。(予言の自己成就という人間の特性が影響しています。)
[具体例]
・「どうせうまくいかない」と思いながらやると、その通りに失敗する。
⑦白黒思考
…物事をすべて「0か100か」「YESかNOか」など、極端に考えてしまうこと。
[具体例]
・少しの人に嫌われただけで、「私は誰にでも嫌われる」と思い込む。
⓼べき思考
…自分の思いよりも、「こうであるべき」という思考に捉われてしまうこと。(べき思考による生きづらさについては、こちらで詳しく解説しています。)
[具体例]
・親に言われた「正社員になるべき」という思考に捉われ生きづらさを感じる。
3.まとめ
自分を責めてしまったり、生きづらさを感じた時は、自分の考えがこれらの思考に捉われていないか考えてみて下さい。
これらの思考は、間違った結論を出していることがほとんどです。
物事の本質に気づき、自分らしい生き方を一緒に探しましょう!