はじめまして、ゆらいむです。
今回は「深い人間関係を築くのが苦手な人」について解説します。
誰かと仲良くなっていくのが怖くないですか?
1.深い人間関係を築くのが苦手な人について
新しい環境、新しいクラス、新しい職場。
新しい人たちと出会い話す機会を得て、初めて話すのは問題ないけど、2回、3回と会うたびにその人と人間関係を築くのが怖いと感じてしまいませんか?
「ちょっと話すくらいなら大丈夫だけど、ご飯に行ったり遊びに誘われたりするとちょっと疲れてしまう。」
その人が嫌いというわけではないのに、深い人間関係を築くのが苦手なのはなぜでしょうか?
2.深い人間関係が苦手な心理
深い人間関係を築くのが苦手な人は、相手に受け入れられないことへの不安を持っています。
1.認められないことへの不安
深い人間関係を築くと、自分のことについて相手に深く知られてしまいます。
それによって、本当の自分は相手に受け入れられないのではないかという不安を感じてしまうのです。
2.相手の自分への認識が悪くなることへの不安
浅い関係であれば表面的に取り繕うことが出来ますが、何度も話してしまうと相手に自分の本質まで知られてしまう気がしてしまいます。
それによって、相手の中で自分の価値が下がってしまうのではないかという不安を感じてしまうのです。
表面的な自分を見て「話してみたい!」と思ってくれた人が、自分の本質を知ることでがっかりしてしまうことが怖いのです。
3.離れられることへの不安
深い関係を築くと、相手が自分に飽きて離れていってしまうリスクが高まります。
それによって、自分が否定されてしまうのではないかという不安を感じてしまうのです。
浅い関係であれば、あまり傷つかずに済みます。
3.深い人間関係が苦手な理由
自分のことを深く知ってほしいと思う人もいれば、あまり知られたくないと思う人もいます。
1.自分に自信がない
自分に自信がない人は、人間関係において相手に受け入れられないのではないかという不安が高まりやすいです。
自分に自信がある人は、深い人間を関係を築いてたとえ相手に認められなかったとしても自分を保つことが出来ますが、自信がない人はひどく傷つき苦しんでしまいます。
2.生まれつきの気質
HSPと呼ばれる、人や周りの言動に敏感に反応してしまう特徴を生まれつき持つ人がいます。
このような人は、相手から認められないことに過度に反応してしまうため、深い人間関係を築くことにとても慎重になってしまいます。
HSPは5人に1人がそうであると言われています。
HSPについては、以下の記事で詳しく解説しています。
4.人間関係の数は多数派?少数派?
深い人間関係を築くのが苦手な人は、人間関係の数が少数派になりがちです。
「友達は2,3人の親友だけ」といった人が多いです。
なぜなら、そのような人にとって、多くの人と深い人間関係を持つのはキャパオーバーだからです。
私も少数派です。
「その人と深い人間関係を築く」と決めた場合、私はその人に全力を注ぎたいと思います。
その人のために何かしたいと思います。その深層心理には「何かしないと自分は認められないのではないか」という不安があります。
多くの人と深い人間関係を築こうとすると、対応がおろそかになってしまう人が出てしまいます。私の体は一つであり、時間は限られているからです。
時間が足りないからと言ってその人を雑に扱いたくありません。だから人間関係の数は少数にしています。
この考えの根底にも、相手に認められないことへの不安があります。つまりその人との時間が作れなくなって「なんだあいつは?」と思われることが嫌なのです。だったら最初から人間関係を遮断して、特定の人以外は浅い関係にしておきたいと思っています。
自分が疲れずに生きることができるように、深い人間関係を築くのは少数にしています。