性格の決まり方~性格は生まれつきの気質と育つ過程で決まる!

性格心理学

はじめまして、ゆらいむです。

今回は「性格の決まり方」について解説します。

ゆらいむ
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性格を決める要因は遺伝?家族関係?

1.性格はどう決まる?

タイトルにもありますが、

人間の性格は生まれつきの気質育つ環境の2つの要因で形成されます。

それぞれの要因で形成される性格傾向について、見ていきましょう。

2.生まれつきの気質

ゆらいむ
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生まれつきでどんな性格が決まるの?

気質とは、人間が生まれ持つ性格のことで、人によって気質のタイプは違います。

気質は親からの遺伝によって決まります。性格に関わる遺伝子が親から子に伝えられる時、父親からランダムで50%、母親からランダムで50%の合計100%によって子どもの気質は形成されます。

そのため、子どもの気質が親の気質と完全に一致することはありません。

気質によって決まる性格は、努力や行動によって変わるものではないその人の基礎となるものです。

心理学者のマービン・ズッカーマンは、すべての人間を

感情や刺激への敏感さの有無
 →他者の感情に敏感に反応する気質、外部の刺激に敏感に反応する気質
・好奇心旺盛さの有無

 →活発に行動する気質、やる気が溢れる気質

の組み合わせで4タイプの気質に分類しています。

敏感さ有、好奇心旺盛さ有
 →新しいことに興味を抱きやすく行動的だが、思慮深い一面も持つ

敏感さ有、好奇心旺盛さ無
 →賑やかな場所が苦手で、自分の世界でじっとしているのを好む

敏感さ無、好奇心旺盛さ有
 →やる気に満ち溢れているが、退屈もしやすい。感覚や直感的にに行動する

敏感さ無、好奇心旺盛さ無
 →基本的には受け身タイプで、淡々と日常を送る

ゆらいむ
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それぞれのタイプの中にも、細かな程度の違いはあります。

3.生まれ育った環境による人格形成

生まれつきの気質にくわえて、育った環境によって人間の性格は形成されていきます。

例えば、親や周りに否定されて育った場合、

敏感さの気質が強い人は、自信がなくなって引きこもってしまったり、社会に対して諦めてしまったりしますが、

好奇心旺盛さが強い人は、怒ったり、反抗したりします。

このように、同じような育ち方をしたとしても、その人の気質によって結果は変わってきます。

ゆらいむ
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まずは自分の変えられない気質を知ろう!

次に、どんな育ち方がどのような性格を形成しやすいか、具体的に解説していきます。

1.親にしっかり見守られる

しっかり親に見守られた育てられた人は、親の愛情を感じ、精神的に自立した人間に成長します。

2.親に強制されたり否定される

親に強制されたり否定されたりすることが多かった人は、敏感な気質を持つタイプは消極的で臆病になりやすいです。好奇心旺盛なタイプは反抗し非行や暴力に走る傾向がありあります。

3.親が子供に無関心

親に関心を向けられず育った人は、敏感な気質を持つタイプは自分に自信を持てず自分のことがよくわからなくなります。好奇心旺盛なタイプは他者に過度に依存したり、承認欲求が強くなったりします。

4.まとめ

人間の性格は、生まれ持った気質と、育った環境が組み合わさって形成されます。

自分の性格がどのように形成されているかの参考になれば幸いです。

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