はじめまして。ゆらいむです。
今回はHSPとHSSの違いについて解説します。
HSPとHSSは人間の性格・気質を表す言葉だよ!
1.HSPとは?HSSとは?
まずは簡単に書くよ!
HSPとは、Highly Sensitive Personの略で、他者の心に敏感な気質を持った人のことです。
HSSとは、Highly Sensation Seekingの略で、変化による刺激を求める気質を持った人のことです。
HSPが内向的で、HSSが外向的というわけではないよ!
2.HSPとHSSの違い・関係性について
HSPとHSSってどう違うの?
HSP気質の脳の神経回路と、HSS気質の脳の神経回路は、全く異なったものになっています。
つまり・・・
➀HSP気質が有、HSS気質が有、の人
②HSP気質が有、HSS気質が無、の人
③HSP気質が無、HSS気質が有、の人
④HSP気質が無、HSS気質が無、の人
この4タイプにすべての人間を分類することができる、という考え方です。
この考え方は心理学者のマービン・ズッカーマンという人が提唱した考え方です。
➀のような、HSPの気質を持ちながら、HSSの気質も持った外向的な人もいるってことだよ!
3.それぞれの性格傾向について解説
4タイプそれぞれの性格傾向についてまとめたよ!
➀HSP気質が有、HSS気質が有、の人
・新しいものに興味を抱きやすいが、危険にはあまり近づきたくないと思っている
・神経が高ぶりやすく、気が多い
・刺激に対する反応が大きい
・飽きっぽい
②HSP気質が有、HSS気質が無、の人
・自分の世界がある
・大きな音や賑やかな場所が苦手
・おとなしく、じっとしているのを好む
・思慮深く、内省的
③HSP気質が無、HSS気質が有、の人
・大雑把に物事をとらえる、細かいことにはあまり興味がない
・好奇心旺盛でやる気に満ち溢れている
・危険をおかすことをためらわないが、退屈しやすい
・衝動的な面もある
④HSP気質が無、HSS気質が無、の人
・淡々と日常を送る人が多い
・積極的に動かないが、思慮深いわけでもない
・基本的に受け身
4.HSPの中でも、HSS気質を併せ持つ人
上記の4タイプ分類の中では➀の人です。
HSPというと、よく内向的な気質が想像されますが、HSS気質を併せ持つ外向的な人もいます。(内向的7割、外向的3割といわれています)
そのような人は、自分のことを「自分はHSPではないのかな・・」と考えてしまい、自己分析が難しく、生きづらさを抱えやすいことがあります。
また逆に、「自分はHSPだから内向的!」と思いこんでいたけど、実は外向的な面を併せ持っていることもあります。
「敏感だから」と思い込まず、自分の外向的な部分にも目を向けてみましょう。もしかしたら自分の新たな一面に気づけるかもしれません。
5.まとめ
HSP気質とHSS気質は、それぞれ独立した特性です。
両方の気質の有無の組み合わせから自分を知り、自分らしい生き方の発見に役立ててみて下さい。