社会はどんどん変化していきます。
その変化に対応していかなければ、生きづらさを抱えて生きていくことになります。
これからを生きる子供のために、親として知っておきたい現代社会の仕組みをまとめておきたいと思います。
(社会の仕組みを認識しておこう。)
とりあえず学校行けばいいか
1.資本主義
資本主義とは、「個人が自由にお金を持つことができる」社会のことです。日本を含むほとんどの先進国は現在これです。
人間の心はお金で買えないとは言いますが、それ以外のほとんどのものはお金によって獲得する社会にです。
働けばお金が手に入り、そのお金を使うことも貯めることも個人の自由です。
働き方は人それぞれですが、より「良く」働けば、その分お金もたくさん獲得できます。しかしその分、すべての人がお金持ちになれるわけではなく、人間同士の競争も生まれます。
競争は心が疲弊することもありますが、経済は発展しやすくなるようです。
少ないお金で、心は疲弊しないように生きていくことも可能。
競争はある意味では他人を蹴落とす行為を行うことでありますから、きれいごとではなく、子供の気質に合った生き方を考える必要があります。
競争の中で上を目指すのも良し、競争せずに穏やかに生きていくのも良し、です。
怒らないで
2.義務教育
子供には義務教育があります。
人間は「強制」されることに抵抗感を覚えますが、12歳くらいまでであれば、強制されていると感じることもあまりないでしょう。学校へ行くことが当たり前であり、基準であるとして違和感を感じにくいからです。
しかし、「他人に優しくする」であったり、「テストでいい点を取る」であったり、「真面目であることが評価基準」であったり、「将来の夢」をもたされたり。
自分の気質とマッチしない価値観を押し付けられる可能性があり、それに悩んでしまうこともあるでしょう。
学校の価値観をすべて「正」とするのではなく、子供の気質に合った育て方を考えていくことが大切です。
義務教育がすべてではない
学校行かなくてもいいってこと?
3.比較論
この社会では、よく他者と比較されます。
子供は、自分が他者よりも下だと感じて落ち込んでしまったり、自分が他者よりも上だと感じて喜んだりするかもしれません。
比較されることが癖になり、他者との違いに一喜一憂することが癖になると、のちのち生きづらくなっていきます。他者よりも上でないといけないという強迫観念にとらわれてしまうからです。
すべての人間に、良いところもあれば悪いところもあるということを忘れず、自分の良さを認識できるように育てていきたいです。
他者と比較して、自分にできることできないことを知ろう。
折り紙が得意