はじめまして、ゆらいむです。
今回は「優しくされるのが苦手な人」について解説します。
優しくされると、逆に不安になりませんか?
1.優しくされるのが苦手な人について
優しくしてもらうというのは、本来は嬉しいものです。
ですが、人によっては優しくしてもらうことが逆にプレッシャーとなり不安を感じてしまうことがあります。
2.優しくされるのが苦手な心理
なぜ優しくされると不安になってしまうのでしょうか?
1.見返りを求められている気がする
人に優しくされると、その人から「優しくしてあげたのだから、何か返してね」と言われているような気がしてしまい、そのプレッシャーから不安になってしまいます。
2.借りが出来てしまったと感じる
人に優しくされると、その人に苦労を掛けてしまった、迷惑をかけてしまったという思いから罪悪感を感じてしまい、借りが出来たことを重く受け取ってしまいます。
3.相手の中で自分の価値が下がってしまうことを恐れている
人に優しくされると、「相手にバカだと思われたのではないか」「適切なお返しをしないと嫌われてしまうのではないか」と相手がどう思うかを気にしてしまいます。
3.優しくされるのが苦手な理由
優しくされるのが苦手な人は、
「変に優しくされても困る」
「優しくされるのも苦しい」
「放っておいてほしい」
と思うことがあります。優しくされるのが苦手な人は、以下のような特徴があります。
1.人間不信
幼少期のトラウマなどで、人間不信になってしまっている人は、優しくされることで逆に緊張してしまいやすくなります。
また、子供の頃に「優しくしてやっているのに」などと目上の人に言われたり、言われているのを見たりすると、優しくされることをプレッシャーに感じやすくなります。
2.生まれつきの気質
HSPと呼ばれる、人や周りの言動に敏感に反応してしまう特徴を生まれつき持つ人がいます。
このような人は、「相手が自分をどう思っているか」が嫌でも気になってしまうため、人間関係の場面において、過度に相手の心理を勘ぐってしまう傾向があります。
HSPは5人に1人がそうであると言われています。
HSPについては、以下の記事で詳しく解説しています。
4.本当の優しさとは?
本当の優しさとは、決して自分のためであってはなりません。
つまり、見返りを求めたりしないということです。
しかし、この世界のほとんどすべての優しさや良いことというのは、自分の価値を上げるためであったり、自分が満足するためであったりします。
そういう意味では、すべての善行は「偽善」なんですね。
優しくされるのが苦手な人は、そういう部分を無意識のうちに感じ取ってしまっているのです。
5.優しくされることについて考察する
優しくされるのは苦手です。
「優しくしてやったのに」と言われたり思われたりするのがとても嫌で怖いので、それを言われるとその人と関わりたくないと思います。
見返りを求めるなら優しくしないでほしい。そう思われる可能性があるなら、だったらいっそ、最初から人間関係を持たずに一人の方がましだと感じます。