はじめまして、ゆらいむです。
今回は「ベーシックインカム」について。
なにそれ
1.スキゾイドとは
スキゾイドとは、スキゾイドパーソナリティ障害のことで、以下のような特徴を持っています。
・一貫して孤立を好む
・超然とした態度、平坦な感情
・賞賛や批判に無関心
・社会に対して興味がない
スキゾイドについてもっと詳しく知りたい方は、以下を参考にしてください。
スキゾイドとは?スキゾイドな自分の思考や行動の具体例を紹介!
2.ベーシックインカムとは?
ベーシックインカムとは、以下のような制度です。
政府が全国民に対して定期的かつ無条件(就労や所得などと無関係)に,最低限の生活を送るのに必要な現金を個人単位に支給する制度。
簡単に言うと、全国民に毎月約70000円~90000円が勝手に振り込まれる制度です。
この制度には、以下のようなメリットとデメリットがあります。
1.メリット
・申請等が不要なため、現状の生活保護などにかかっている手間がなくなる。
・子供も支給対象なため、少子化対策になる。
・生活のために、無理に働き続ける必要がない。
・自分の望むさまざまな働き方が可能になる。
・金銭面での不安がなくなり、治安がよくなる。
2.デメリット
・財源の確保が難しい
・経済力の低下の恐れがある
・労働意欲低下の恐れがある
ふむふむ
3.スキゾイドがベーシックインカムを希望する理由
1.働きやすくなる
スキゾイドが生きていく上で、一番問題となるのが仕事です。
何が問題かというと、「余裕がない状態で働く」ことが、生きていく上で一番のストレスとなることです。
つまり、生きるために「働かなければいけない」というプレッシャーに、スキゾイドはとても弱いです。
最初に手元に一生涯分のお金がある、もしくはベーシックインカムのように、働けなくても最低ラインの生命線が絶対に保たれている状態であれば、スキゾイドは安心して働くことができます。
2.豊かになりたいと思わない
スキゾイドは、自分の生活をより良くしたいと思いません。
分かりやすく言うと
・毎日同じご飯でもいい
・便利な生活を望まない
・新しい何かに出会いたいと思わない
・お金持ちになりたいと思わない
・誰かと人間関係を持ちたいと思わない
・社会の一員として活動したいと思わない
などなどのような感じです。
そのため、ベーシックインカムがあればそのお金だけで生活することが十分可能であるため、仕事を無理にしなくてもよくなるからです。
最低限の収入でいい。
4.資本主義と社会主義
1.日本の資本主義の現状
資本主義とは、「個人が自由にお金を持つことができる」社会のことです。日本を含むほとんどの先進国はこれです。
社会主義とは、「個人がお金を持たない」社会のことです。政府がすべてを管理し、政府が建てた計画に従って働きます。ベーシックインカム制度には、すこし社会主義の思想が入っています。
まとめると、
【資本主義】
・自由競争によって、経済が発展。
・貧富の差が拡大。
【社会主義】
・貧富の差がない
・仕事にやる気が出づらい
いやいやいや、
今の日本は資本主義です。競争して、経済を発展させようと言っています。
しかし現実はどうでしょうか?
多くの若者はやる気や夢を持たずに生き、競争はするな、人に優しくと教えられる。挙句の果てには、人はみな平等だといわれる。成功者には高い税を、貧しいものにも手を差し伸べる。長年の資本主義によって貧富の差の拡大は既に出来上がっている。さらに、中央値以下の人がこれからもどんどん増えていく。
既に資金がある人間は、新しいことにも挑戦できますが、資金がない人間は借金から始めなければいけない。資金に余裕がある人と、資金が借金である人とでは、心の余裕に大きな差があります。
長年の資本主義によって、努力によって埋められる差は年々小さくなっていっています。
国民性と教育と社会体制が矛盾している。
競争して蹴落とすのが良いってこと?
2.社会主義はホントにやる気が出づらい?
社会主義のデメリットとして、「仕事へのやる気が出づらくなる」というものがあります。
果たして本当にそうでしょうか?
現状の感覚でいえば、「今の仕事へのやる気」と「社会主義だった場合の仕事へのやる気」はほぼ一緒だと思います。
その理由は、そもそも若者に上昇志向や競争志向がないことが理由でしょうか。
それもそのはず、「競争しないように」育った若者に、やる気が湧きづらいのは、ある意味当たり前でしょう。
現状、多くの「若者」目線でいえば、政府に指示されようが会社に指示されようが、どちらでもやる気はあまり変わらないでしょう。であれば、現状のままでは、資本主義体制メリットの享受も見込めず、デメリットばかりが増幅しているように思えます。
しかし、他国との関係上、経済の成長が求められるため、完全な社会主義が難しいのであれば、まずは中間を目指せばいいと思うのです。
具体的には、ベーシックインカムを導入すること。
これが導入されれば、資本主義という大きな枠の中で、若者たちが心に余裕をもって働くことができると思うのです。
今ベーシックインカムをしても、若者のやる気は今と同等くらいになると思う。ベーシックインカムをしてもデメリットがないと思う。
5.今の社会体制は、スキゾイドを増やしている
今の資本主義体制では、若者のやる気が見込めず、若者の心も不安に囚われ、経済の発展は大きく見込めないと思います。
まずはベーシックインカムを導入して若者の心に余裕を持たせた方が、経済の発展も進むのではないでしょうか?
競争いらない、豊かさもいらない、やるべきことはやります。