はじめまして。ゆらいむです。
今回は「期待」について解説します。
期待は自分や他人を苦しめる場合があるよ!
1.期待とは
期待とはワクワクすること。一見悪い感情ではなさそうですが、過度に期待してしまうと自分の心を苦しめることにつながりやすいです。
ここでは期待がもたらすリスクと、期待の扱い方について解説します。
2.期待がもたらすリスク
期待がもたらすリスクについて解説するよ!
1.楽しもう楽しもうとすること
楽しもう楽しもうとするのはあまりよくありません。
「明日の集まり楽しもうね!」
とよく聞きますが、楽しもうとするのは無理に期待値を上げ、楽しくなかった時に落ち込ませたり不安にさせたりすることにつながります。
2.理想と現実のギャップ
過度に期待すると、期待に現実が沿わなかった場合に落ち込むこととなります。
3.自分のシナリオから外れても落ち込まない
期待通りにいかなくてもそもそも落ち込まなくてよいです。うまくいけばラッキーぐらいに思って期待することが大切です。
3.自分に期待すること
自分への期待は希望となります。自分に期待をして物事に取り組んでいるときというのは、いつもよりも力が出てパフォーマンスを向上させることが多々あります。
しかし、期待が、
・失敗したら終わり
・楽しまないとだめ
といった100%を求める内容だと、うまくいかなかった時に落ち込みやすくなってしまいます。
そもそも何事も100%思い通りにいくことはありません。
落ち込みやすい人は、過度に期待せずに「うまくいけばいいな」ぐらいに留めておくと、うまくいかなかった場合に落ち込みにくくなります。
本気であればあるほど落ち込みやすくなりますが、本気で取り組むのも正しい生き方の1つです。
4.他人に期待すること
他人への期待は、完全なエゴイズムです。
他人が自分の思い通りになれと願っているようなものです。期待された他人は、その期待を重いと受け止め苦しんでしまうことも多いですが、逆に期待に応えたいといつも以上の力を出す場合もあるため、一概に悪いとは言えません。
どちらにせよ、他人が嫌だと感じればそれはやめなければなりません。
もし期待をよせた人がうまくいかなかった場合、その人間を否定することはしないようにしましょう。
5.誰かに期待されると緊張してしまう理由
誰かに期待されると、緊張してしまうことがあります。
それは真面目で優しい人に多く発生し、その人の心理状態は
・失敗してしまったら失望されてしまうという不安を抱えている
・実力以上のものを出そうとしてしまっている
・期待に応えたいという使命感に駆られる
といったようなものになっています。
これらは決して悪いものではなく、むしろ本気であるという証でもあります。本気でないと緊張しません。
そして緊張は、人間がよりよいパフォーマンスを発揮するための前奏です。緊張を否定せずに緊張状態に慣れ親しんでいくことから始めます。
5.まとめ
「期待」は大きな力を発揮させることもあるが、生きづらくさせることもあります。
「楽しもう!」ではなく「楽しくなったらいいね!」と、期待に完璧を持たせないことが心の余裕につながります。
落ち込みやすい人は、過度に期待しないように生きるのも、1つの対策になるかもしれません。